まろんのつれづれなるままに(60歳までには・・・)

子育て終了。60歳までにはすっきりした暮らしかつ人生の整理も・・・

健康食品はガンに効くのか? 2 マロンの場合

マロンの場合


2009年12月初め、
玄関の階段につまずいてバタッと倒れ、その状態から全く動けなかった。
かかりつけの獣医さんに連れていくのに抱えたら、お腹に大きなかたまり。
‘ガンかもしれない’


精密検査の末、悪性リンパ腫と判明。
抗がん剤はしない。
お腹の腫瘍は麻酔を打った段階で終わりなのでしない。
アガリクスともう1種類(たぶん脳神経を刺激する食欲増進の薬)
アガリクスは苦く、最初から受け付けない、吐き出す。
無理には飲ませず。


12月20日頃から水も食べ物も受け付けなくなる。
全く動けず。
水をスポイトで頻繁に飲ませた。


12月のクリスマス付近
所用で近所の奥さんが来る。
マロン、リビングで蹲ったまま。
「もう、こうなるとダメだね」
その家でも同じ犬種・シェルティを飼っていた。


彼女が帰った後、健康食品が宅配で届く。
(新聞広告にあった何かだが覚えていない・・・サメ軟骨だったような気がする)
ぐったりしているマロンに1粒薬を飲ませる
(無理やり喉の奥に押し込む+スポイトで水)
1時間後、ちょっといつもと違う。
次は2錠、間をあけて飲ませた。
最初ほどは苦労しないで飲ませられた。
2時間後くらい、自力で立ち上がり器から水を飲む。
立つのは4~5日ぶりくらい。
わたし、「なにコレ?!」
正直、自分の目が信じられなかった。
驚きと同時にうれしさでうれしさで涙。
マロン、文明堂のカステラを1切れ食べる。


次の日の午後、奥さんが再び来たが、リビングをスタスタ歩いている姿を見て腰を抜かすほど驚いていた。


わたしだってビックリである!


亡くなったのは3月12日(14日だったかもしれない)
ぽっくり
・・・ただし2月末から認知症のように夜中徘徊・トイレマットと台所マットの区別がつかず。(脳転移のような気がする)
最後はわたしの腕の中、瞳からすーっと生気が消えていった。


健康食品1日の摂取量は健康体の人間と同じ量だけ飲ませた。
同じものでなく、無くなるとグルコサミンとか種類を変えてみた。
最後までヨタヨタだったが歩けた。
少しだが物も食べられた。



(特許庁の男性)続く