パイナップルと愛人
「こんなもの!」
幼いわたしからひったくると、母はそれを窓から道路に投げ捨てた。
(画像は借り物です)
白い洋風の家。南のフランス窓の向こうには芝生が広がる庭。
西向きの重厚な玄関扉の左脇にはヤシのような木が2本。
55年前、缶詰でないパイナップルを見たのは初めてだった。
「そんなに気にいったんなら・・・」
持たせてくれた大きなパイナップル。
3歳児の私には両手で抱えても余るほど。
こんなに珍しくて美味しいんだもの。ママもきっと喜んでくれる♪
修羅場!!!?
飛んできたお手伝いさんに別室に連れ出されたわたし。
その後、どうなったかはわからない。
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